Yahoo!ニュース

安部かすみ

安部かすみ

認証済み

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

報告

補足酷い話ですね。アメリカでも犬猫の譲渡は活発です。私は犬猫保護団体を取材し、個人的な経験もあるため補足しますが、アメリカでのペットの譲渡の審査はかなり厳しいです。譲渡される方は申込書を提出するのですが、かなり細かく身元調査されます。質問内容に自分が死んだ場合、替わりに誰がペットの面倒をみるか、プランを書く欄があります。またリファレンスといって3人近しい人の名前と連絡先(電話番号など)も提出せねばなりません。保護団体はその3人に連絡をし、ペットのオーナーになろうとしている人がどのような人物かを徹底的に調べます。職場、自宅の管理会社の連絡先、家の間取りや広さも確認します(家の映像を送る)。これほどの審査にパスし、決して安くないお金を払ってようやく親になれるのですが、それでも数年したら「問題行動がある」「引っ越す」などの理由でペットを捨てたりシェルターに持っていったりする親が絶えないのが実情です。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった1991

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

コメンテータープロフィール

安部かすみ

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ

安部かすみの最近のコメント